#32 先生が型を子供達に見せている

私が空手と出会ったきっかけはジムだった。

ぎっくり腰を治すべく通ったジムで空手を取り入れたエキササイズがあって、それに参加していた。約20分ぐらいの時間音楽に合わせて突きや蹴りやその他の真似事をする。私はいつも右端の一番後ろに陣取っていた。正面と右側は全て鏡張りで鏡を使えば前で模範運動をしている指導員の様子の全身を見る事が出来る場所がそこだった。

おおかた一年くらい通っただろうか、その場所から、指導員の体の使い方をずっと観察してそれを真似ていた。

私はあまり基礎練習というものを知らない。自分なりにやってはいるけど未だに内受けと外受けの区別も怪しい。まあ、名前なんてどうでもいいんだけど。それと、多分特殊なんだろうとは思うのだけど、自分の流派の型を正確に見た事が殆んど無い。真剣に演武された型というものを見る機会が殆んど無いんだなぁこれが。それに直接指導してもらえる機会も余り無かったものだから、勢い動画で覚える事が多くなる。

まあ色んな事情で必死になってネットの動画をあさったものだけど、今となってはそれがいい方に役立っているのかなとも思う。それに自分でいろいろ考えて型をするようになった。

もっとも教わるほうとしては参考になる型はちゃんと見せてほしいと思う。ネット動画で先生が真剣にやってる型を子供に見せているのを見ると、あんな風な道場がいいなぁと思ってしまう。恐らく子供達も手本を見ながら覚える方が身に付くと思う。だって、何でも真似から入るでしょ。最初はまねっこなんだよ。

多分私はジムで、空手の基礎なんて知らないけれど空手の身のこなし方、重心の置き方を覚えたんだと思う。そこはラッキーだったな。

もしこれから道場をやろうと思っている人がいたら覚えていて欲しいな。
ちゃんと基礎は教えてあげて。
それに、誰でもいいのでちゃんとした演武を見せてあげて。真横にいて型をしてみせても見えてるのは部分だけだよ。全体が見えないと何をしているのかが解らないですよ。
ましてや教わるのが子供だったらまるでちんぷんかんぷんのものの寄せ集めのようなもの。

私だって真横でされても部分しか見えないので、そんな教わり方は願い下げです。

幸い今の先生は指導されてる時、まあ、場所は横なんですけど前全面が鏡ですので良しとして、ビシッと演武されるのです。自分の時だけではなく、他の方への指導中でもそんな場面の時は私の眼は恐ろしいほどの集中力で先生の一挙手一投足を凝視しています。

こういう習い事はまねっこから始まるのですよね。上手なものを見る事が一番の肥やしかな。

これ、色んな段階の練習生が居れば、先輩が後輩を育ててって、いい繋がりになるんだけど。そう考えていくとやはり、人を育てる事が一番大事になってきますね。

先生が型を子供達に見せている動画を見て思わず書いてみました。

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